かんしょ踊り保存会は、2012年の6月に設立しました。
会津の伝統芸能「民謡」の代表格「会津磐梯山踊り」の起源と云われる「かんしょ踊り」を、もっと多くの方に知ってもらい、踊り継いでもらえるようにと、会を発足しました。
・かんしょ踊りについて
戦後に「会津磐梯山踊り」が確立される以前は、「かんしょ踊り」が主流でした。
「かんしょ」とは会津弁で「一心不乱、無我夢中になる様」を意味し、まさに言葉通り、当時は若者を中心に朝まで踊り明かしたそうです。
「かんしょ」というだけあって、踊りのテンポは通常の盆踊りに比べて速く、躍動的な振りが特徴です。ただ、厳密には決まった振りはなく、それ故、誰でも自由に参加して踊れるという美点があったようです。
・かんしょ踊り保存会が目指すもの
私たち保存会は、「かんしょ踊り」を通じて会津の伝統芸能「民謡」の起源・歴史を伝承、周知していくことを目的としています。
また、踊り手や囃子の後継者育成、写真やVTRによる資料保存、さらには「かんしょ祭り」の復活継続を目的に活動していきます。
会津の粋な文化を次世代に受け継ぐことで、若い世代が会津への郷土愛を愛でるきっかけとなれば、それほど嬉しいことはありません。
↓ かんしょ踊りを動画にまとめました ↓