2023.03.15
【名所のご紹介】さざえ堂
さざえ堂
会津若松市の飯盛山にて建立された世界でも珍しい二重螺旋構造、「円通三匝堂(えんつうさんそんどう)」。その特異な構造や外観がサザエに似ていることから「会津さざえ堂」とも呼ばれており、市内でも有数の観光スポットとして知られています。このお堂の特徴でもある二重螺旋構造は、のぼりもくだりも一度も人とすれ違わない一本道です。建築史上貴重な建築物として、1995年に国重要文化財に指定されました。
サザエの様な螺旋を描く外観と斜めに造られた窓枠からも、建物の不思議さが感じられます。
その昔、会津さざえ堂には阿弥陀如来を本尊とし西国三十三観音像が祀られており、塔を一巡りする事で西国巡礼と同じご利益が得られると考えられていました。
少し急なスロープが続きます。のぼりとくだりはすれ違いません。
参拝の証である千社札が壁や天井にびっしりと貼られており、当時の人々に大変重宝されていたことが分かります。
【拝観料】
大人 | 400円 |
大学・高校生 | 300円 |
小・中学生 | 200円 |
