3月20日(水・祝)、磐梯(ばんだい)町の磐梯神社において福島県指定重要無形民俗文化財である伝統行事「舟引祭りと巫女舞」が開催されます。
舟引き祭りとは、米俵3俵を重ねた飯舟(いいふね)と呼ばれる木舟に縄をつけ、氏子が引き合いその年の作柄を占う神事です。3回引き合い、東が勝てば豊作、西が勝てば米の値段が上がるといわれています。判定は、磐梯明神が直接姿をあらわして行います。
この舟引き祭りでは実際に舟を引く体験ができ、参加した方には、野良着の貸し出しの他、黄色い手ぬぐいと御饅頭がプレゼントされます。
また、巫女舞では、舟引きの日に少女達によって古式の舞が奉納されます。舞は3つの舞で構成されており、「榊の舞」、「弓の舞」、「太刀の舞」が奉納されます。
そして、今年は、江戸時代末期以来に「明神舞」(みょうじんまい)が奉納されます。
この舞は福島県内では最古級の芸能(延年の舞)として、慧日寺の最大の祭事「御國祭」で奉納されていた舞です。
会津藩八代藩主、松平容敬公が残したスケッチ記録を基に再興し、例祭においては今回が初奉納となります。
ースケジュールー
12:00 神事
12:40 巫女舞・明神舞
13:45 磐梯明神太鼓演奏(荒天中止)
14:00 舟引き祭り
※駐車場は磐梯山慧日寺資料館をご案内しております。
3月20日(水・祝)は、ぜひ磐梯町の伝統行事へご参加ください。
磐梯町観光協会
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