


【会津若松市】
【御茶屋御殿】(おちゃやごてん)
心字(しんじ)の池の池辺に建つ御茶屋御殿(おちゃやごてん)は、元禄9年に建てられました。藩校時代には藩主の休息のほか上席役人らが、お褒めの言葉を賜る時などに利用されました。質素を旨とする藩主の意図から、古木素材を用い、池泉式庭園には欠かせない数奇屋造りの建物です。
会津戦争では、新政府軍の療養所として利用されました。そのため、御茶屋御殿、池の中島に建つ楽寿亭は焼失を免れ、当時の刀傷が今も残っています。
【お抹茶席】
御茶屋御殿では、手作り胡麻羊羹(ようかん)付きの「お抹茶席」があり、作法にこだわらずお茶を楽しんでいただけます。
街中のカフェとは全く違う風情ある雰囲気の中で至福の一時をお過ごしください。
◆ お抹茶席(お抹茶・ごま羊羹) 一席600円
(3月中旬~11月末まで営業)
【売店】
御薬園ならではの薬草茶や会津の特産品、伝統工芸品などの買い物を施設内でお愉しみいただけます。
御薬園呈茶菓子として大変人気の「ごま羊羹」も売店でお買い求めいただけます。
七月の御薬園入園の際に記念として購入いただける印之証の花印は、『七夕』モチーフにいたしました。 七夕飾りをなぜ笹竹に飾るのかというのは定かではありませんが、笹竹には冬場でも青々としている事から生命力が高く邪気を払う植物として向かしから大事にされてきました。 天に向かってまっすぐ伸びる笹竹は願い事を空のおりひめ、彦星に届けてくれると考えられていたようです。 |