7/2(火)半夏まつり【渡御祭】
祭祀は皇位七十七代後白河天皇の第二皇子『高倉以仁王』を祀っております。
高倉以仁王は当時隆盛を誇っていた平清盛が父の後白河天皇を迫害していたことに心を痛め、平家追討の令旨を発し源三位頼政と共に挙兵しました。
しかし、宇治川の合戦で敗北し少数の御供を連れこの地に参られ、当地の『玉三段』という所に一時隠れてお住まいでした。
昔大内は、山本村と呼ばれていましたが、皇子が『高峰の風吹き戻す山本に心とどめし道しるべして』と都の風情に似ていると、ご詠歌を詠まれ、その後宮中の大内裏にちなんで『大内』と名づけられました。
村人は高倉以仁王を高倉大明神として崇め奉り、高倉以仁王の命日である五月十九日を祭日として、営々と祭礼を続けてきましたが、明治十七年以降は、現在の七月二日『半夏の日』に祭礼を実施しております。
渡御祭日程
12:00頃~ 高倉神社神事
12:30頃~ 渡御行列開始
14:00頃~ 南仙院前神事
15:00頃 行列渡御終了
※時間は多少前後する場合がございます。
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