大内宿観光協会からのお知らせ

事業内容紹介

 
事業内容について
一般財団法人大内宿保存整備財団は、駐車場及び観光案内所の運営のほか、
公益事業として、重要伝統的建造物群保存地区内の保存整備、その周辺の農地を含めた里山景観保全事業、
永年培われてきた文化や風習などの継承事業、空き家対策、観光によるまちづくり事業など、
さまざまな活動に支援をしています。
 
 
修理・修景事業
現代社会の中で、茅葺き屋根及び古民家を守り受け継いでいくには、多くの資金と労力が必要となります。現在、国からの補助金及び、集落の住民の労力の出し合い「結」で屋根の葺き替えを行っています。
しかし、部材の高騰や特殊技術を有する職人の確保など、維持することが厳しい状況になっております。
当財団では、補助金でカバーできない部分や茅葺き職人の育成などの助成事業を行い、伝統的建造物を守り受け継いでいくお手伝いをしています。
 
屋根の葺き替え・差し茅
大内宿の茅葺き屋根は、指定物件31棟、非指定物件2棟の計33棟あります。傷んだ屋根から順次、国の許可を得て葺き替えを行い、維持管理しております。また、トタン葺きの屋根は、指定物件5棟、非指定物件9棟の計14棟あり、今後、順次茅葺き屋根に戻していく活動を行っております。
さらに、茅葺き屋根を少しでも長持ちさせる為、大規模な葺き替えの間に「差し茅」という手法で修理を行っております。

茅屋根のつくり
 
 
里山景観保全事業
現在の大内宿は、重要伝統的建造物群保存地区内に焦点が当てられ、其をとりまく農地・山林の管理がなされていなく、放棄地が増加している現状です。要因としまして人手不足、高齢化、耕作意欲の欠如の人的要因と、獣害被害等の要因が挙げられます。耕作放棄地は、放棄地そのものが与える景観的悪影響は当然ですが、その周囲の水田、畑にも悪影響を及ぼし、連鎖的な農地の荒廃化を促します。事業の目的としまして、悪循環を解消するための対策を当財団が地権者と協議し、保存地区周辺の里山景観を守っていく必要性を共に認識し、整備を促進するお手伝いをしております。
 
◎整備予定地区
     
牧木地区   七ッ橋地区
 
 
茅葺き職人育成事業
大内宿では、専門技術を持つ茅手(かやて)と呼ばれる職人を中心に村の人々が協力し合い、屋根の葺き替えを行っております。現在屋根葺き職人の高齢化により職人が減少している中、当集落には「茅葺技術伝承会」という茅葺き職人を育成するための組織があり、この会には40代を中心とした会員が技術習得のため、練習、実践を行っております。当財団は多くの技術者が育っていくための助成を行っております。
 
屋根葺き練習様子   練習の成果を現場で実践
 
     
伝統行事に対する助成
 
防災事業
大内宿には「大内宿防災会」という組織があり、単体は消防団、婦人消防隊、大内宿火消組、少年消防クラブ(江川小学校大内区児童)でそれぞれ特有の活動を展開しております。消防団員は火防特令による予防活動を月に一回行うほか実践訓練等を実施し、婦人消防隊は消防団と同一歩調での活動を行っています。また、大内宿火消組は、日中の消防団不足解消、団員との交歓を行い予防消防に努めております。
少年消防クラブは、夏休みに、拍子木をたたきながら夜回りをするほか、花火をする日を年1回8月15日と定めて固く守る等、子供としての役割を担っています。しかし、火災に弱く、大火になる可能性が大きい伝統的な木造建築をいざという際にいち早く消化活動が出来るように平成3年度から国庫及び県費の補助で各戸に自動火災報知設備、屋内2号消火栓、放水銃が整備され平成6年3月から使用しており、この設備の維持管理を町行政と協議の上、一部当財団でお手伝いしております。
 
毎年防災の日(9月1日)に放水銃による一斉放水訓練が行われています。
 
観光によるまちづくり事業
大内宿は、昭和56年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されてから、観光に来るお客様が年々増加してきました。平成23年の東日本大震災で訪れるお客様が半減しましたが、現在は震災前ほどではありませんが、多くのお客様にお越し頂いております。大内宿では、観光に来て頂いたお客様が、また来て頂ける様、いろいろな試みを行っております。春、秋には、プランターに植栽した季節の花を、宿場内街道沿いに展開し、おもてなしをしております。
 
春、パンジーの植栽
 
秋、菊の植栽
 
集落のつきあたり(北側)に見晴台が有り、その脇の子安観音堂で毎年5月17日に、観音様のお祭りが行われています。若いお嫁さんの集まりである「婦人会」の皆さんが、安産や幼児の成長を祈願し観音様の御開帳を行い、昔ながらの文化や風習を継承しております。大内宿に住む婦人会の人達と直接交流できることもあり、観光に来て頂いたお客様は、とても満足して帰られております。
「年に一回のみの御開帳ではもったいない」という事で、現在は月に複数回観音様の御開帳を行い、多くのお客様に、大内宿の風習や文化に直接ふれあって頂きたいという思いで、活動している事業を応援しています。
 
観音様・見晴台への階段   観音様お祭り様子
 
大内宿の東側に火矢陣原という原野があり、昔は自生のつつじが咲き誇り、春になると一面がつつじの花で赤く染めあがり、とても綺麗だったと年配の人に聞きます。現在に至っては、手入れもされずその姿は無くなってしまっております。ここ最近では、大内の青年会が中心となり、火矢陣原を昔の様にしたいと、つつじ、山桜、レンギョ、おおてまりなどを植栽し、また遊歩道を整備するなど景観を綺麗にしようと活動しております。
財団は、活動がスムーズに行える様にお手伝いをしております。
 
つつじ植栽   山桜植栽
 
大内駐車場利用実績について