2026.04.07

もともとある資源を有効活用!温泉のお湯を使ってイチゴを栽培

石川町のイチゴの話題です。イチゴの生育に適した環境を作るため、栽培には暖房器具などのエネルギー源が必要になりますが、石川町では、もともとある資源を有効活用し、栽培に取り組んでいます。

石川町にある老舗温泉旅館=母畑温泉・八幡屋。朝の時間帯になるとロビーに並ぶのは、真っ赤なイチゴです。

■お客さん
「これから福島の名物になると思います」「あっという間に売れちゃうけど、本当にふわっと味が広がって美味しかったです」

毎朝、多くの宿泊客が買い求めるこのイチゴ。旅館のすぐそばにあるビニールハウスで育てています。

クリスマスケーキの需要にも応えられるよう、イチゴはこうしたハウス栽培が主流となっていて、冬から春にかけて旬を迎えます。

そのハウスの中では、イチゴの成長に適した環境を作るために、一般的に暖房器具を使って、温度を調整していますが、こちらのハウスではというと。

■有限会社アーステクノ 岩崎龍司 さん
「この管の中を温泉が通っています。イチゴの温度管理をこれでしているという感じです」

なんと、温泉のお湯をイチゴの栽培に利用しているのです。

■有限会社アーステクノ 岩崎龍司 さん
「お客さんがいようがいまいが、お湯はずっと流している。それで、ただただ捨てていたお湯を再利用という形で」

お湯をハウスの中の管に流すことでイチゴの生育に適した室温を作ることができます。

■有限会社アーステクノ 岩崎龍司 さん
「燃料費は普通のイチゴ農家さんと比べて、10分の1くらいは節約できています」

暖房器具の場合、このところ値上がりしている灯油や重油が必要になりますが、温泉ならば、自然にわき出すもの。コストの削減にもつながっています。

■有限会社アーステクノ 岩崎龍司 さん
「地域を活性化させる、地域のブランドを作るというのが一番の目的、最終的に八幡屋に還元されるというふうに循環していくと考えています」

温泉をエネルギーとして活用するこのアイディア。温泉地がいくつもある県内でもいくつか事例があります。福島市の土湯温泉では、大豆の発酵に温泉の熱を使い、納豆の製造を行っています。エネルギーのまさに地産地消。原油価格の高騰が続き農家の頭を悩ませるなか、活用の幅が広がることに期待です。
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