2023.10.18
お茶からつながる観光農園!? 大学生が運営する観光農園を取材しました!
今年は夏が長いと思っていたら、秋の爽やかさを通り過ぎて冬が来ようかという寒暖差。
身体がびっくりしてしまいますね。
本日は、通り過ぎそうな秋を引き止める、おいしい話題を掘り下げて行こうかと思います。
時は今年4月まで遡ります。
荒涼とした大地に2人・・・
「ちょっと取材しませんか」とお呼ばれしたそこは、湖南町は秋山浜、ここ数年手が入っていない休耕地。
奥の方は、昨年夏にご紹介した、「そば処 いなびし」(残念ながら現在お蕎麦屋さんはお休み中とのこと)の長友海夢さん。
手前の方は、湖南町のワイン用葡萄栽培家のJPさん。
何か企んでいるようです・・・。
土チェック
「まぁ見ていてくださいよ」
はて何をするのやら・・・と思っていると、しばらくして写真が送られてきました。
おー! やってるやってる!
そして仲間が増えている・・・。
どうやら、あの荒涼とした大地で畑を始めるようです。
でも何で? 「いなびし」は菱の実のお茶を作る会社だったはず。
原材料となる「菱(ひし)」は、湖に繁茂する水草であって、畑で栽培する作物ではありません。
詳しく話を聞いてみると、お茶になる「実」以外の「葉・茎・根」の部分を活用する試みだそう。
何度か菱の実の収穫体験をさせてもらいましたが、草をめくって、実を摘んで、実以外の部分は陸にあげていました。
その後、実以外の部分は使われることなく処分・・・。
そんな捨てられてしまう部分も、肥料として活用できるんじゃない?
と、実験段階の1年目の畑なのでした。
畑の傍で菱の葉の肥料作りを試みつつ、この畑で作物は育つのか、ブルーベリーとさつまいもで実験です。
草取りなど、手をかけながらの数ヶ月。
上記の畑は・・・
こんな感じに!!!(※芋です)
畑の方は全く問題なさそう。
思いの外大量なので、今週末に収穫祭を開催予定とのこと。
参加費は1人2,000円です。
ところで、畑の写真に出てきた新しいお仲間達、気になる・・・。
やけに若いし、長友社長、若者をこき使っているんじゃないでしょうね・・・!?
「いや違いますよ;; 郡山の大学生たちと共同で進めているんです」
なるほどそうでしたか。
郡山市の日本大学工学部 起業サークルの皆さんがこの畑を観光農園として運営されていくということで、代表の菅原 由騎さんにお話を聞きました。
・今後この観光農園がどのようになっていくのが理想ですか?
「将来的には、小学生を受け入れた環境教育プログラムを提供できるようにしたいです。また、起業サークルの学生たちで運営できるようにしたいです。そうすることで、起業サークルのメンバーが福島県の地域課題を知るきっかけになり、工学的な視点から解決方法を見いだせるような、地域にとっても学生にとってもメリットのある三方よしの観光農園にしたいです。」
・では、今週末のさつまいも収穫祭への意気込みをお願いいたします。
「4月から観光農園をつくるプロジェクトがはじまりました。初めはどうなることかと不安しかありませんでしたが、地域の農家さん、学生、株式会社いなびしの長友さんに支えられ、なんとか観光農園としての形を作ることができました。参加者には、湖の目の前でさつまいもを収穫する という非日常体験を味わっていただきたいです。ぜひご家族でご参加いただき、お子さんも一緒に楽しんでいただきたいです。」
ありがとうございました!
菱の収穫、堆肥化の体験と、その堆肥を使った畑での農作業体験。
何度でも足を運びたくなるような、そんな猪苗代湖周辺にしていきたいですね!!( ^∀^)
収穫したお芋は、その場で焼き芋にして美味しくいただき、さらに、猪苗代町内の「いなびし茶屋」にて、干し芋として提供される予定です。
鋭意試作中・・・
猪苗代湖周辺は一段と冷え込んで来ています。
週末の収穫祭に参加される場合は、暖かい服装でお越しください。
お問い合わせは、上記のイベントポスターをご参照ください。
お申し込みはこちらから。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
またの機会もお付き合いくださいませ?
身体がびっくりしてしまいますね。
本日は、通り過ぎそうな秋を引き止める、おいしい話題を掘り下げて行こうかと思います。
時は今年4月まで遡ります。
荒涼とした大地に2人・・・
「ちょっと取材しませんか」とお呼ばれしたそこは、湖南町は秋山浜、ここ数年手が入っていない休耕地。
奥の方は、昨年夏にご紹介した、「そば処 いなびし」(残念ながら現在お蕎麦屋さんはお休み中とのこと)の長友海夢さん。
手前の方は、湖南町のワイン用葡萄栽培家のJPさん。
何か企んでいるようです・・・。
土チェック
「まぁ見ていてくださいよ」
はて何をするのやら・・・と思っていると、しばらくして写真が送られてきました。
おー! やってるやってる!
そして仲間が増えている・・・。
どうやら、あの荒涼とした大地で畑を始めるようです。
でも何で? 「いなびし」は菱の実のお茶を作る会社だったはず。
原材料となる「菱(ひし)」は、湖に繁茂する水草であって、畑で栽培する作物ではありません。
詳しく話を聞いてみると、お茶になる「実」以外の「葉・茎・根」の部分を活用する試みだそう。
何度か菱の実の収穫体験をさせてもらいましたが、草をめくって、実を摘んで、実以外の部分は陸にあげていました。
その後、実以外の部分は使われることなく処分・・・。
そんな捨てられてしまう部分も、肥料として活用できるんじゃない?
と、実験段階の1年目の畑なのでした。
畑の傍で菱の葉の肥料作りを試みつつ、この畑で作物は育つのか、ブルーベリーとさつまいもで実験です。
草取りなど、手をかけながらの数ヶ月。
上記の畑は・・・
こんな感じに!!!(※芋です)
畑の方は全く問題なさそう。
思いの外大量なので、今週末に収穫祭を開催予定とのこと。
参加費は1人2,000円です。
ところで、畑の写真に出てきた新しいお仲間達、気になる・・・。
やけに若いし、長友社長、若者をこき使っているんじゃないでしょうね・・・!?
「いや違いますよ;; 郡山の大学生たちと共同で進めているんです」
なるほどそうでしたか。
郡山市の日本大学工学部 起業サークルの皆さんがこの畑を観光農園として運営されていくということで、代表の菅原 由騎さんにお話を聞きました。
・今後この観光農園がどのようになっていくのが理想ですか?
「将来的には、小学生を受け入れた環境教育プログラムを提供できるようにしたいです。また、起業サークルの学生たちで運営できるようにしたいです。そうすることで、起業サークルのメンバーが福島県の地域課題を知るきっかけになり、工学的な視点から解決方法を見いだせるような、地域にとっても学生にとってもメリットのある三方よしの観光農園にしたいです。」
・では、今週末のさつまいも収穫祭への意気込みをお願いいたします。
「4月から観光農園をつくるプロジェクトがはじまりました。初めはどうなることかと不安しかありませんでしたが、地域の農家さん、学生、株式会社いなびしの長友さんに支えられ、なんとか観光農園としての形を作ることができました。参加者には、湖の目の前でさつまいもを収穫する という非日常体験を味わっていただきたいです。ぜひご家族でご参加いただき、お子さんも一緒に楽しんでいただきたいです。」
ありがとうございました!
菱の収穫、堆肥化の体験と、その堆肥を使った畑での農作業体験。
何度でも足を運びたくなるような、そんな猪苗代湖周辺にしていきたいですね!!( ^∀^)
収穫したお芋は、その場で焼き芋にして美味しくいただき、さらに、猪苗代町内の「いなびし茶屋」にて、干し芋として提供される予定です。
鋭意試作中・・・
猪苗代湖周辺は一段と冷え込んで来ています。
週末の収穫祭に参加される場合は、暖かい服装でお越しください。
お問い合わせは、上記のイベントポスターをご参照ください。
お申し込みはこちらから。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
またの機会もお付き合いくださいませ?
いいね!
-
会津観光ガイド|会津若松市・猪苗代町・裏磐梯の魅力をお伝えします
アイヅカンコウガイド
-
〒965-0036 福島県会津若松市馬場本町4-8-505
- 詳しく見る