国の重要伝統的建造物群保存地区「大内宿」ほぼ中央にある茅葺き屋根の建物です。
かつて の問屋本陣跡を再建したもので、館内には江戸時代の面影をしのばせる部屋があり、写真 パネルや生活用具が展示されています。
入館料 |
小・中学生 |
大 人 |
個 人 |
150円 |
250円 |
団体(30人以上) |
100円 |
200円 |
大内宿に関するVTRを上映しています。

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江戸時代、会津若松と日光・今市を結ぶ会津西街道は重要な幹線道路で、大内宿はその宿場町として整備されました。
中枢には、本陣や問屋本陣が設置され、大変重要な役割をはたしてきました。
本陣は大名の宿舎となるもので、防備のための工夫があり、身分の高い人のみが出入りする乗込み(玄関)や雪隠(便所)、風呂が置かれていました。当時の輸送は宿場ごとに荷物を馬に付け替えて運んでいました。その中継地点が問屋だったのです。
馬と人足の手配は問屋本陣にとって大変重要な役割でした。
大内宿には江戸時代の問屋本陣の建物は残っていませんでしたが、大内宿保存にとって大変重要な課題であるとして、下郷町で復元しました。しかし当時の図面の記録がないため、同じ会津西街道の川島本陣と糸沢本陣を参考に設計され、当時の面影を忍ばせています。