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  • 喜多方市は数多くの蔵がある全国有数の「蔵のまち」。
    その中でも、厳選された素材と、職人の磨かれた技術で建造された旧甲斐家蔵住宅は、第一級の風格のある国登録有形文化財です。

    平成28年度に喜多方市が取得、4月から公開しています。喜多方を代表する旧甲斐家蔵住宅は、蔵座敷、店蔵、醤油蔵が国の登録有形文化財(建造物)となっています。中でも蔵座敷は、2階建ての黒漆喰土蔵造りになっており、土蔵建築と木工技術の粋を尽くしたもので、内部は、21畳の上段の間と、18畳の次の間を南北に連ね、畳廊下を含め51畳の造りとなっています。店蔵も、ケヤキの吊階段の意匠や、西洋室の内装は、素晴らしく見事なものです。

    ◆現在プレオープン期間中で入館無料
    ◆開館時間は、9:00~17:00(最終入館は16:30)
    ◆無料ガイドによる施設案内:10:00~15:00
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    【蔵座敷】

    51畳敷の上段・下段の間は、書院・床の間等を配し、金雲の壁襖をはめ込んだもです。
    座敷中央の欄間(らんま)は、1枚の檜(ヒノキ)板を数ミリ幅の細い桟にくり抜いた筬(おさ)欄間とよばれる、精緻を極めた技巧が用いられています。
    建築にかかった費用についての詳細は不明ですが、米俵一俵が10円の当時の価格で15万円とも、30万円とも言われています。
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    【住宅 店蔵】

    店蔵中央にあるら線階段は、ケヤキの大木を削って造られた吊階段です。現代においても、これほどの技術は極めて珍しく、当時の職人の優秀性を物語っています。

    店蔵の入り口の右手には、当時の応接室があります。以前は「烏城洋室」(うじょうようしつ」と呼ばれる喫茶室として使用されていましたが、造り・内装には、手を加えられていません。

    ら線階段、応接室のあいだには、ケヤキ床の廊下あり、長い廊下の端から端までの一枚の板を使用しています。
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    【煉瓦煙突】

    平成19年・21年に経済産業省より、近代化産業遺産群が発表されました。
    喜多方市でも「登り窯」をはじめ、14の建造物が「建造物の近代化に貢献した赤煉瓦生産などの歩みを物語る近代化産業遺産群」などに選定されました。

    旧甲斐家蔵住宅の裏にある、元味噌・醤油醸造蔵の煉瓦煙突も、喜多方市の近代化産業遺産です。

    インフォメーション

    名称 国登録有形文化財|旧甲斐家蔵住宅(きゅうかいけ くらじゅうたく)
    フリガナ カイホンケクラザシキ
    住所 〒966-0819
    福島県喜多方市1丁目4611
    TEL 0241-22-0001
    お問合せの際に「ぐるっと会津を見た」とお伝えいただくとスムーズです
    営業時間 9:00~17:00
    ※最終入館16:30
    定休日 年末年始
    駐車場 自家用車20台、マイクロバス1台
    入館料 プレオープン期間中:無料
    備考 無料ガイドによる施設案内:10:00~15:00