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  • 叶山 三寳院 願成寺(がんじょうじ)は、嘉禄3年(1227年)陸奥国(むつのくに)に流された浄土宗多念義派の開祖隆寛(りゅうかん)が創立したと伝えられるお寺です。隆寛は、嘉禄3年に相模の飯山で没しましたが、遺言により高弟である実成が、当初の流配地であったこの地に遺骨を葬り、一寺を建てたのが願成寺といわれています。願成寺の山門と大仏堂は、元禄10年(1697年)から延宝年間頃の建築物で、山門は和様と唐様の折衷様式で、十二支などが配される、大変珍しい門です。
    阿弥陀堂は、山門同様に和、唐折衷の建物になっており、会津大仏といわれる阿弥陀仏とともに、大仏堂とも呼ばれていました。内陣に描かれる飛天女は見事で、市の重要文化財に指定されています。

    木造阿弥陀如来坐像及び両脇侍坐像:国重要文化財
    木造行道面:県重要文化財
    願成寺山門・阿弥陀堂(大仏堂):市重要文化財
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    【願成寺本堂】

    現在の堂宇は、慶長大地震後に、会津藩主 初代 保科正之公、正経公、正容公(正信公)三代を通じて大施主となられたものであり、会津人本来の心を込めた建築群、仏像群です。
    ※会津松平家がこの会津地域で唯一庇護した寺であったと伝わっております。

    本堂の正面、ひさしの下には、御寶頭盧 (おびんずる) さまが鎮座しています。
    御寶頭盧 (おびんずる) さまとは、十六羅漢のひとつで、 日本では本堂の外陣に置いて これをなでて 病気の平癒を祈る「なでぼとけ」とも 言われています。
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    【会津大佛阿弥陀三尊】

    通称会津大仏は、鎌倉時代の寄木造りで、中尊阿弥陀如来像の像高は2.41m。左脇侍は観音菩薩、右脇侍は勢至菩薩。この形式は、京都三千院の阿弥陀三尊像と同じで、東北地方では珍しいものです。会津大仏の船形光背の小さな仏は、古くから戦に出る際に、お守りとして持っていき無事に帰ったものが戻されました。そのため、戦後は、かなりの数を失っていましたが、その後少しずつ寄進されるようになりました。

    木造阿弥陀如来及両脇侍坐像として国指定重要文化財に登録
    (※昭和4年国宝に指定、昭和25年の法律改正によって現在は重要文化財として登録。)
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    【願成寺庭園】

    願成寺は、「花の寺」としても親しまれています。桜、あやめ、シャガ、さつき、紫陽花等の四季折々の花々で彩られ、 大仏殿前の素晴らしい景観の庭は、訪れる参拝客の目を楽しませます。

    また、願成寺には、会津大仏のほかにも、本堂の三十三観音や二十五菩薩、千仏堂の十三仏など多くの仏像があります。鎌倉時代から室町時代にかけて作られた、県指定重要文化財の木造行道面六面も所蔵し、10月の「御十夜会」と、大みそかに行う練供養(念仏行道)は、六面以外に復元した行道面を1人がかぶり、もう1人が支えて境内を歩くという伝統行事があります。

    インフォメーション

    名称 会津大仏(あいづだいぶつ)|叶山 三宝院 願成寺(がんじょうじ)
    フリガナ ガンジョウジ
    住所 〒966-0931
    福島県喜多方市上三宮町上三宮籬山833
    TEL 0241-22-1565
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    開門時間 7:00~17:00
    (10~3月は、16:00まで)
    ※通年参詣可
    参拝料 なし
    駐車場 あり